２月に暦が変わると、何を連想されますか？
「節分の豆まきが来ると、本格的な新年の芽吹きを感じる」
「受験生を案じる」
「今年のバレンタインは、どのように過ごそうか」
「閏年になったりならなかったりする２月の暦を眺めつつ、宇宙の運行に思いを馳せる」
あなたの２月が、極寒の中でほころび、春を告げる梅のようでありますように。

受験生へは、開運七福神のすべらないお箸がついた、仁多水のギフトは如何でしょう。
試験当日は、お守りがわりに、仁多水をお渡し下さい。胃が重くなったりしない飲料なので、安心です。これを飲むと不安が和らいだとか、落ち着いて勉強できたとか、一番辛い時を乗り切れたという学生さんの声があります。
水は、いのちに直結していますから、純粋な水は、人間の本来の力の呼び水になるのだろうと感じます。
また、少し、甘い物があるといいといいます。チョコレートとかキャラメル、ポンと口に入れられるものがあるといいですね。急激に血糖値が上がるものは短時間向きなので避け、数時間に渡る試験に向くのは、脂分があるお菓子の方だと言われます。とはいえ、ご本人が、普段、塾の行き帰りなどに口にしていた、いつものお菓子が最適です。

そして、力を尽くして、うまくいかなかったとしても、自信をなくしたり、卑屈になったり、人生は終わった等と考えないこと。置かれた場所で、不断の努力を続けていけば、必ず花が咲くものです。お金に換金できない尊いものが世の中に沢山あるように、あなたの中には、測れないものが沢山あります。
与えられた道を歩んでいくと、思いがけない美しい風景が突如現れることがあります。どんな未来も「よし！」と受け止めて、朗らかに進んでいってほしいと思います。

七転び八起き、何度でも起き上がる起き上がり小法師は、会津地方に古くから伝わる縁起物です。小豆餡と白小豆黄身餡を石衣で包み、起き上がり小法師を模した「縁起菓子小法師」には、１つだけおもちゃの小法師が付いています。何度倒れても起き上がる姿は、頑張れ！負けるな！という応援の気持ちを添えて贈る、子供達の健やかな成長を願うギフトとして最適です。センターの結果が芳しくなかった受験生や、お世話になった予備校に差し入れ「まだまだ、勝負はこれから」と笑顔を取り戻して貰いましょう。

デパートはこの時期、世界中のチョコレートが、お目見えするのではと思うほど華やかで、毎年フォトジェニックなチョコレートがどんどん増えていく日本のバレンタインですが、本来はＳＴヴァレンタインという聖職者に由来する日なので、おさらいしてみましょう。

キリスト教迫害下だった当時、人々を助け、熱心に宣教活動を行い絞首刑に処せられたローマの司祭・聖ヴァレンタイン殉教の2月14日は、彼の名をとってバレンタインデーとされ、恋人達の守護聖人として崇敬されるのは、ローマ皇帝が戦士の士気の低下を恐れて兵士達の結婚を禁止するも、ヴァレンタインは禁令に背き結婚式を執り行い、結婚したばかりのカップルに自分の庭から摘んできたばかりの花を贈ったことに由来。

（＊カトリック教会においては「聖バレンチノ（ヴァレンタイン）司祭殉教者」と表記。史実の上で実在が明らかでない聖人を典礼暦から整理した際、2月14日のヴァレンティヌスの記念日が取り除かれ、現在では公式には祝日として祝われていない）…となると、伝説の聖職者で、２月１４日だけが一人歩きしてしまった不思議な日となります。

現在では、バレンタインは、恋人だけでなく、大切な人との間で贈り物をやりとりする、幅広い「愛」を謳う日になってきたようです。
あなたは今年、誰に何を贈り、どこで、どんなバレンタインを過ごしますか？

世界のチョコレートがお目見えする街中は美術館や博覧会のように楽しめる場と化しますが、あの混雑には閉口するという人には、暖かなおうちで、プチ贅沢、少し外した楽しみ方をするのもいいですね。

まだまだ寒い２月は、ウィスキーとチョコレートで、心と体を静かに温めては如何ですか？

日本人の快挙です。秩父の小規模な蒸留所で、自然に恵まれた風土と独自の製法を用い造りあげたウィスキーが、瞬く間に世界のウィスキーファンを虜にし、世界から注目される存在になってしまいました。
イチローズ・モルトという名前から、大リーグのイチロー選手と関係あるの？思う向きも少なくないでしょうけれど、株式会社「ベンチャーウィスキー」の設立者・肥土 伊知郎（あくと いちろう）さんのお名前から命名されたもの。

実家は江戸時代から続く造り酒屋でしたが親の代に傾き、営業譲渡先から突きつけられた条件が「ウィスキー造りからの撤退」と「熟成中の4000樽の原酒の廃棄」。これに、肥土氏は「我が子を捨てるような事はできない」と原酒を預かってくれる会社を求め奔走、苦労の末、福島県「笹の川酒造」に原酒を預かって貰うことになりました。
　やがて、祖父の仕込んだウィスキー400樽を元に2004年に会社を立ち上げ、ウィスキー造りに挑戦。「バーを巡りながら、600本のウィスキーを売るのに２年もかかった」という苦境を乗り越え、2007年には自ら秩父市に念願の蒸溜所を構えるまでになりました。
蒸留器はスコットランドのメーカーから直輸入。ウィスキーの原材料を発酵させる発酵槽には、日本古来の木材「ミズナラ」の丸太を肥土氏自ら北海道に買い付けに行き、樽職人がパンチョン樽に加工し、自社のシングルモルトを貯蔵する独自の方法を用いています。ウィスキーは、その土地に根ざした個性を大事にしていけば、小規模でもやっていけるという信念の元、現在では4,500樽を熟成させるまでになったのです。

製造されたイチローズ・モルトは、国際的ウィスキー品評会で数々のタイトルを獲得。世界100カ国以上で愛読されているウィスキー専門誌『ウィスキーマガジン』のジャパニーズモルト特集で最高の「ゴールドアワード」に選ばれ、世界最高のウィスキーを決めるＷＷＡ(ワールド・ウィスキー・アワード)で、2007年以降5年連続でカテゴリー別日本一の栄冠に輝き、その名は世界のウィスキー愛好家に知られています。

その希少性から全シリーズを集めたいというマニアも存在し、スウェーデンから秩父の蒸留所を訪ねる人がいたり、人気の高まりからプレミアム価格になっているものもありますが、何としても手に入れたいと思う気持ちもわからなくはない程、本当に旨い！という評判。
その美味しさは、飲み過ぎてしまう程で、水割かオンザロックがお薦めの、これぞ本物！とウィスキー通が絶賛。

どのシリーズも、お店に入れば瞬く間に完売する「イチローズ・モルト」なので、手に入ったらラッキー。その希少性から、特別な贈り物にもなります。

こちらも日本人の快挙。何が凄いって、ウエットスーツの生地で湯たんぽを作ってしまったところが凄い！！
ネオブレンの生地で海外が考えたのは、せいぜい哺乳瓶のカバーまで。保温性があるので製品化したのでしょうけど、生地独特の水を通さない、しかも柔らかい、熱を通しにくいという生地の特質を生かしきれてはいません。その性質を余すところなく開花させ、沸騰した湯を入れても低温やけどしない柔らかで肌触りの良い世界初・カバーなし湯たんぽとして完成させたのが日本だということに感動。
なぜなら、湯たんぽのような品物は、日本発祥ではなく、寒くて入浴習慣の少ないヨーロッパで、ニーズに応じ、進化しながら、途切れることなく、人々の生活に結びついてきた歴史があるのです。
質実剛健なドイツはエコ意識が高く、今でも湯たんぽを使う国民性なのか、使いやすいドイツ製の湯たんぽが沢山市販されています。なのに、あのベンツまで造った高い技術を持つドイツでさえ、高性能のゴム製湯たんぽにカバーを付けて商品化というところまで進化できなかったんですよね…。
日本人の繊細で合理的な感覚って、凄いですね。

「足が冷えて寝られない」「冬場は血行が悪くなる」「肩こりが酷い」などとぼやく方に贈れば、喜んで頂けます。柔らかくて肌触りもよく、お湯を入れれば湯たんぽ、冷水を入れれば水枕、打ち身や捻挫、目が疲れた時など、患部を温めたい時や冷やしたい時にも用途は多様で、一年中、使えます。

そして、こちらも日本の快挙の逸品。アインシュタインも泊まった京都俵屋旅館の石鹸。香りが素晴らしく、この石鹸で入浴すれば、自宅のお風呂は高級旅館のバスルームに変身。実際、身体の汚れの取れ方が違い、プチ贅沢でエステ気分を満喫できます。

また、湯冷めしにくいのは、凍てつくような盆地に生き、京都という高い文化を守り抜いてきた人々の智慧の結晶なのだと思います。

お一人で入浴が難しいようなお年寄りがおられるお宅には、こんな少し上等な石鹸のギフトは如何ですか？
介護される側も、介護する側も癒してくれる、ほっとする香りですので、是非とも、エールを込めた贈り物にして頂けたらと思います。

混雑なしで、何か楽しめるチョコレートを入手したいという方は、逆転の発想で、通販でしか買えないチョコレートに的を絞っては如何でしょう。

ショコラの宝石箱をイメージした逸品「ボワット・ショコラテ　２０１８」
今年はピンク×アイボリーの缶でお目見えです。

自家焙煎コーヒー豆を稀少価値の高いサントメ島のショコラで包んだものや、北海道産の大豆と3種類のカフェビーンズショコラ、オレンジコンフィなど
８種のビーンズは、カカオの香りが抜群で甘さ控えめ。一度食べ出すと止まらない美味しさです。

本当に美味しい金平糖を堪能したいなら、京都のこちら。これが金平糖？というほどの美味しさです。
こちらは、その中でも貴重な一級格の白ワインを元にした最高級品。普通なら熱でアルコールが飛んでしまうのに、熟練の職人技で２０日間かけて成功した奇跡の逸品で、葡萄の風味と砂糖が重なりあったフルーティな金平糖に熟成しています。

金平糖は作るのに大変手間と時間のかかるお菓子なので、結婚式の引き出菓子に使われることが多いようです。
お互いに、異なる文化を持つ家で育ったお二人が、新しい家庭を築いていくのは、金平糖作りのようであり、
金平糖が星に似ているのも、新しい家族という星が長い時間をかけて形成されていく、
そんな悠久で壮大な時間と、美しい星空を連想させてくれます。